張本智和の強さの理由は?なぜ、日本に帰化したのか?【世界卓球2023南アフリカ】

スポーツ選手

世界卓球2023南アフリカが5月20日から28日までの日程で開催されています!

連日、熱い戦いが行われていますね!

日本時間24日に行われた男子シングルス2回戦に出場した日本のエース張本智和選手

対戦相手はこれまでの対戦成績が3勝2敗のポルトガルのフレイタス選手です。

このポルトガルのエースに対し4-0のストレートで勝利しました!

張本選手の活躍から目が離せません!!

張本智和について

中国四川省出身の両親を持つ張本智和選手ですが、本人は仙台市に生まれ小学校まで仙台で過ごしました。

中学校からは東京に移り、現在は早稲田大学人間科学部(通信教育課程)に進学しています。

卓球を始めたのは、わずか2歳の時。

2010年、小学校1年生の時に全日本卓球選手権大会(バンビの部)で優勝しバンビ、カブ、ホープスで無敗の6連覇を達成します!

さすがサラブレット!

ご両親も卓球選手でお父様は男子ジュニア日本代表のコーチですからね。
ラケットとボールが「おもちゃ」だったのでしょう!上手にならないわけがないんでしょうが、ここまで強いのはやはり本人の努力の賜物です!

張本智和の強さの理由

張本智和選手の強さの理由の一つとして「中国人選手に勝つ」というモチベーションにあるでしょう。

そして、「オリンピックで金メダルを獲る!」これに尽きると思います。

卓球選手なら誰もが越えなければならない高い壁『中国』

世界ランキング1位の樊振東とはランキング・ポイントも大きく離されているし、ライバルだけど格上の存在。と冷静に語る張本選手。

その「冷静さ」も張本選手の武器であると思います。

試合中、追い込まれたときにどれだけ冷静な判断ができるか、普段から分析、研究を続けているのでしょう。

しかし、張本選手はこの樊選手に世界卓球団体戦で勝利したこともあります。

決して手の届かない存在ではありません!

そしてもう一つ張本選手のモチベーションになっていることが「水谷隼選手の引退」ではないでしょうか。

今まで、日本を引っ張ってきた水谷選手が2022年に引退しました。

東京オリンピック混合ダブルスで伊藤美誠選手と組み金メダルを獲得した偉大な先輩です!

日本を支えてきた大きな存在の水谷選手の役割を張本選手が受け継ぐ『覚悟』を決めたのだと思います。

年齢的には年上の選手がたくさんいますが、張本選手はプレーで日本を引っ張る。

その覚悟が張本選手を奮い立たせ、中国を破るモチベーションになっているのでしょう。

張本智和が日本に帰化した訳

張本智和選手が日本に帰化したのは、小学校4年生の時です。

父親の張本宇さんと妹の張本美和さんの3人が帰化し母親の張本凌さんは中国国籍のままです。

ご両親とも現役時代は中国で超一流の選手で、引退後はコーチとして活躍しています。

いずれは中国に戻ってコーチをしようと思っていたそうですが、なぜ日本に帰化することになったのでしょう。

小学校4年生になると、全日本選手権大会で一般の部に出場する事ができるそうなのですが、日本国籍でないといけないのです。

両親は中国人ですが、日本で生まれ日本で育った「日本人」として試合に出場し、いずれは「オリンピックで金メダルを」という張本智和選手の強い思いを尊重し帰化という道を選びました。

張本智和選手の気持ちを第一に考えてくれる優しいご両親の思いからの事だったのですね。

張本智和と世界卓球

世界卓球には2017年大会に史上最年少の13歳6か月で出場し、ベスト8という成績を収めました。

また、2022年大会では中国の王楚欽、樊振東に勝利するという快挙を達成しました!

今回で4回目の世界卓球です。

張本智和選手は男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3種目に出場します。

今大会の目標は「水谷を超える」こと。

10代最後の国際試合で水谷も達成することができなかった、シングルスでのメダル獲得。

現在の世界ランキングは4位。

26日の準々決勝でランキング5位中国の梁靖崑選手と対戦したが、大激戦の末惜しくも敗退。

「シングルスでメダル」という目標は、パリオリンピックまでお預けとなりました。

混合ダブルスでは早田ひな選手と組み、銀メダルを獲得しています。

まとめ

張本智和選手の両親は中国四川省出身ですが、仙台生まれ小学校までを仙台で過ごしました。

初めてラケットを持ったのは、わずか2歳の頃。

小学校1年生の時に全日本卓球選手権大会(バンビの部)で優勝しバンビ、カブ、ホープスで無敗の6連覇を達成しました。

張本智和選手の強さの理由としては、中国人選手に勝って金メダルを獲るというモチベーション。

そして、引退した偉大な先輩、水谷選手の役割を自分が引き継ぐという『覚悟』ではないでしょうか。

日本に帰化した訳は、生まれ育った「日本」で「日本人」として卓球をやっていきたかったから。

これからも「日本代表」として国際大会、オリンピックで活躍するでしょう。

今回の世界卓球でのシングルスのメダルは達成できませんでしたが、中国選手も他の国の選手も確実に張本智和選手を脅威に感じていることは間違いありません。

メダル獲得だって近い将来必ず獲れる!そう思いませんか?

ぜひ頑張ってほしいし、応援していきたいですね!

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