粗品が手掛ける『青のオーケストラ』エンディングテーマ!いつからボカロPに⁈その理由は?

芸能人

4月9日からNHK Eテレで放送開始されたアニメ『青のオーケストラ』エンディングテーマが話題になっています。

お笑いコンビ霜降り明星 粗品が作詞作曲を手掛けた楽曲「夕さりのカノン feat.『ユイカ』」です。

18歳の女性シンガーソングライター・ユイカが歌唱するポップソングとなっています。

このアニメの大きな見どころになるのが、登場人物による、数々のクラシック演奏シーンです。

主人公の青野一の演奏するすべてのヴァイオリンを、ヴァイオリニストの東亮汰(ひがし・りょうた)さんが担当します。

東さんは第88回日本音楽コンクール第1位はじめ数々の賞を受賞。

特待生として桐朋学園大学音楽学部で学び、首席で卒業。

Japan National Orchestra最年少コアメンバー。ソロや室内楽、オーケストラなど精力的に演奏活動を行なっている新進気鋭のヴァイオリニストです。

粗品が手掛ける『青のオーケストラ』エンディングテーマ!

この楽曲は、編曲にAdoの「うっせぇわ」を提供したsyudouが担当し、NHK交響楽団の選抜メンバーがストリングスを担当するという何とも豪華な顔ぶれになっています。

そもそも私は粗品が音楽を作っていることなど知らず、エンドロールで見て驚いたのですが、絶対音感を持ち、ギターやピアノも堪能オーケストラの指揮者も目指していたんだそうですね。

すごく本格的に音楽と関わっていらしたんですね。

では、なぜ音楽ではなくお笑いの道に進んだのでしょうか。

同志社国際高等学校1年生の時に『R-1ぐらんぷり』に初出場しています。結果は1回戦で敗退していますが、これが芸人としての初舞台となりました。

その後、2年生の時に同級生と組んだコンビ「スペード」でハイスクールマンザイに出場し決勝進出。3年生の時にも「スペード」でハイスクールマンザイに出場し、セミファイナル進出。この時に出場していた今の相方せいやと出会ったそうです。

また、第2回漫才台本甲子園に本名の『佐々木直人』名義で13作品を応募、その内の『電車』で入選(優勝)

2年生の時にも『R-1ぐらんぷり』に出場し、2回戦敗退。3年生の時にも出場していますがこの年は準決勝まで進出しました。

多少の舞台経験しかなかったのに、ほぼぶっつけ本番で準決勝に行けたことで「俺、お笑い向いてるんちゃう?」と自信を持ったことが芸人になるきっかけとなったそうです。

確かに、高校生の頃からR-1に出たり、台本が入選したりその道の才能が溢れています。

その後、大学1年生の時にオーディションに合格し、ピン芸人として吉本興業に入りました。

現在の相方せいやと『霜降り明星』を結成したのが2013年。2018年に『M-1グランプリ』で優勝しています。

粗品はいつからボカロPに?

2020年5月3日にVOCALOIDを使用した楽曲『ビームが撃てたらいいのに』をYouTubeとニコニコ動画で投稿しています。

そこから2021年1月までの間に次々と計9曲を発表しました。

2021年1月7日、自身のレーベル「soshina」を立ち上げ本格的にアーティスト活動を開始しました。

粗品Pがアップしたボカロ曲一覧
タイトル 公開日付

『ビームが撃てたらいいのに』 2020年5月3日

『ぷっすんきゅう』 2020年5月19日

『希う』 2020年6月7日

『最高に頭が悪い曲』 2020年6月20日

『サンパチスター』 2020年7月28日

『#みどりの唄』 2020年9月9日

『童貞が作ったラブソング』 2020年9月28日

『ほうけいのうた(粗品×ゆゆうた)』 2020年10月18日

『Hinekure』 2021年1月7日

『怪獣少女は火を吹かない』 2021年8月13日

『深淵をのぞく』 2022年12月5日

『メロディースロット』 2023年1月9日

粗品がボカロPになった理由

なぜ、お笑い芸人として数々の賞を取り才能あふれる粗品さんが、レーベルを立ち上げてまで本格的に音楽を始めたのでしょうか。

プロのミュージシャンの方に、マジで失礼のないようにしたい。じゃあ、どうしたらいいかと考えたら、本気でやろうと思ったんです。芸人・粗品というより、音楽家として真剣に頑張りますから、という意味を込めてレーベルを立ち上げました。

高校生の頃から、ピアノロールで作曲をしたり、ネタの音楽を作ったりはしていてもともとVOCALOID文化が好きで高校時代はニコニコ動画漬けだったそうです。

一から自分でやらないと意味がないと思い、知識もないながら勉強し作り上げていったそうです。難しいアレンジも自分で行うことで筋を通したと話しています。

クラシックの経験もある粗品がVOCALOIDの世界に入ったのは「粗品ができるんなら自分にもできるんじゃないかと思ってほしかった」のだそう。

「手が届きやすい世界」なのだと知ってほしかったそうです。

いえいえ、粗品さん、あなた十分凄い人ですから‼

あなたにできたってたやすく他の人ができるとは思えませんが、でも目指す人にとっては勇気をもらえたのではないでしょうか。

ボカロP粗品のまとめ

4月9日から放送されているEテレアニメ『青のオーケストラ』のエンディングテーマお笑い芸人霜降り明星の粗品が楽曲提供していました。

編曲にAdoの「うっせぇわ」を提供したsyudouが担当し、NHK交響楽団の選抜メンバーがストリングスを担当するという何とも豪華な顔ぶれになっています。

粗品はボカロPとして2020年5月3日にVOCALOIDを使用した楽曲『ビームが撃てたらいいのに』をYouTubeとニコニコ動画で投稿し、2023年1月までに12曲の楽曲を配信しています。

粗品はプロのミュージシャンに失礼にならないように本気でやろうと思い自身のレーベルを立ち上げ真剣に「音楽家」として頑張ろうと思ったそうです。

勉強しながら、すべてを自分で行い作り上げていった、どれもが「本気」を感じさせる楽曲です。

マジでかっこいい‼ぜひ聞いてみてほしいです‼

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