ハリー・ベイリーがアリエル実写版に起用されたのはなぜ?世間の反応は?

芸能人

ディズニー映画実写版『リトルマーメイド』が6月9日公開されます。

主人公のアリエルを黒人女性が演じていて、いろいろ話題になっているようですね。

この女性、いったい誰なのでしょうか。

ハリー・ベイリーについて

主人公のアリエルに起用されたのは、ビヨンセの秘蔵っ子といわれている姉妹デュオ、クロイ&ハリーの妹ハリーです。

プロフィール

生年月日 2000年3月27日

出身地 アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ

身長 160cm

アフリカ系のアメリカ人であり、俳優としても新人だったことから注目を集めたようですが、マーシャル監督は「最高の俳優を探しただけだ」と語ったそうです。

ハリー・ベイリーがアリエル実写版に起用されたのはなぜ?

ビヨンセお墨付きの歌声

先ほども書いたように、ビヨンセが認めた才能の持ち主です。

自身のアルバムやツアーにも出演させるほどの実力です。

映画の予告編のほんのわずかな歌のシーンでその圧倒的な歌唱力に全世界から注目を集める存在になりました。

ハリーは2歳年上のお姉さんとChloe x Halle(クロイ&ハリー)として活動しています。

2人はYouTubeでアーティストのカバー投稿を始めました。

2013年12月23日に公開されたビヨンセの「Pretty Hurts」が注目され、ビヨンセのレーベルParkwoodEntertainmentからオファーを受け契約となりました。

2019年にはスーパーボウルで「アメリカ・ザ・ビューティフル」を熱唱。

第61回グラミー賞では最優秀新人賞にノミネートされました。

そして今回の「アリエル」抜擢!

こんな夢のような話があるんですね‼

『リトルマーメイド』は1989年11月、日本では1991年7月に公開されました。
2008年にはブロードウェイでミュージカル上演され、日本でも劇団四季により2013年より上演されている人気作品です。

その中で、主題歌「アンダー・ザ・シー」はアカデミー歌曲賞を受賞し、アラン・メンケンがアカデミー作曲賞を受賞しました。

それほど、この作品で音楽は重要な位置を占めています。

ハリーの歌声はこの実写版の中で見事に「リトルマーメイド」の世界を再現しています。

何と言っても、歌が素晴らしい‼

ハリー・ベイリー世間の反応は?

予告動画の反響

映画の予告編をみた黒人の女の子たちの可愛い反応がSNSで反響を呼んでいます。

美しく深い海の中を泳ぐ人魚。最初は人魚の顔も肌の色もわからない。やがてテーマソングを歌うアリエルがアップになる。演じているのはハリー・ベイリー。

その瞬間黒人の女の子は「私みたい」と嬉しそうに笑顔になります。

他にも泣き出してしまう子など。

自分たちと同じ肌の色のアリエルが誕生するなんて夢にも思っていなかったことなのです。

これは、長年にわたるアメリカの人種差別があったから。いまだにその差別はなくなっていません。

彼女たちの歓喜、涙はその長い歴史を物語った事実なのです。

一方で、「私の思い出を壊さないで」というような厳しい反発の声も多く上がったそうです。

人の意見はいろいろあって当たり前!
アニメの「アリエル」の肌、少しブラウンな気がするんですけど・・

海にいる子なんだから、健康的で個人的にはいいと思います!

ハリーのアリエル、とっても可愛いですよね⁈

長きにわたる黒人差別

アメリカの黒人はアフリカ大陸から奴隷として拉致さてきた人々の子孫です。約400年前のこと。
その後1863年に奴隷解放されましたが激しい差別は続き、1964年に白人と同等の権利を保障する公民権利の制定がされましたが、黒人運動のリーダーや参加者は暗殺されたりしています。

最近でも白人警察官が黒人男性を射殺する事件がおきたり、いまだに差別の問題は終わってはいません。

なので、ハリーがディズニー映画でヒロインを演じることは黒人の彼女たちにとってすばらしく大きな意味を持つことなのです。

まとめ

2023年に創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー社が名作『リトル・マーメイド』を実写映画化します。

そのプリンセスを見事射止めたクロイ&ハリーのハリー・ベイリー。

世間がごちゃごちゃ騒いでいることなど本人はたいして気にしていないようです。

 「肌がブラックやブラウンの小さな子たちが、自分たちも代表してもらえていると感じられるようになることは、私にとって本当に特別です。もし自分が若い頃にそれを見ることができていれば、私自身や私という個人への考え方が大きく変っていたと思います」と話しています。

ディズニー・プリンセスを演じることを“とても光栄に思う”と述べ、「自分がこのような立場にあることに本当に感謝していますし、皆さんが映画を楽しんでくれることを願っています」と語っていました。

私も純粋に「リトル・マーメイド」の世界を楽しみたいと思います。

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